お菓子作りには必見!正しい器具の使い方を学ぶ その1
こんにちは
スイーツ科学者@友ミンです
前回はお菓子に必要な
基本の器具を紹介しました!
しかし初心者の方は
器具があったとしても
器具の使い方を間違えてしまえば
失敗の原因になってしまい
膨らまなかったり、
味や食感が変わってしまいます。
せっかく器具があったとしても
うまく作ることができなくて
何度作っても失敗してしまい、
そのせいで
せっかく作ったお菓子をマズイから
捨ててしまったり、もう一度作り直すために
なんども材料買っては失敗しの繰り返しで
お金も時間も
勿体なくなってしまいます!
そうならないためにも
今回一つ一つ器具の使い方を
紹介して行きたいと思います!
では早速今回は
計量の使い方について紹介したいと思います。
計量の使い方!
お菓子を作るときは
まずきちんと計量するのがとても大切です!
お菓子はちゃんと計量ができずずれてしまうと
すぐに失敗してしまうのです。
なので素材の分量を正しく図ることができないと、
美味しいお菓子を作ることができないのです!
なのでしっかりこれを見て
正しい計量をして
楽しいお菓子作りをしましょう!
計量の基本知識
計量でよく使われる単位は、
L(リットル)、ml(ミリリットル)、
cc(シーシー)、g(グラム)の4種類です。
L(リットル)、ml(ミリリットル)、cc(シーシー)は
大きさ・体積を表す単位で、
g(グラム)は重さを表す単位です。
ml(ミリリットル)とcc(シーシー)は同じ大きさです。
ml(ミリリットル)の1000倍がL(リットル)になります。
・これだけは覚えよう!
1ml = 1cc
1000ml = 1L
重さと体積の関係は
図るものによって違ってきますので
注意が必要です。
ただし水の場合に限っては、
1g=1ml=1ccになるので、
覚えておくと便利です。
サラダ油の場合、
1ml=0.9gになります。
計量スプーンの正しい使い方
・大さじと小さじ
計量スプーンには、
大さじと小さじがあります。
大さじは15ml、
小さじは5mlです。
「大さじの半分が小さじ?」なーんて
勘違いしないように気を付けましょう。
・中さじとは?
金物屋さんやキッチングッズの
お店で計量スプーンを買うと、
「中さじ」がセットで付いてくる場合があります。
中さじのサイズは決まっておらず、
7.5mlだったり、10mlだったりするので
使わないようにしたほうが間違いが少なくなります。
覚えておくと安心
中さじは計量にはなるべくつかわない。
・大さじ一杯、小さじ一杯
大さじ一杯とは、
大さじの計量スプーンのすり切り一杯のことです。
計量スプーンを横から見たときに、
中が溢れている状態では多すぎます。
計量スプーンでこんもりすくった後で、
ナイフであふれた部分を落とすとよいでしょう。
計量カップの正しい使い方
・1カップってどれぐらい?
計量カップ1カップとは、
200cc(=200ml)になります。
計量カップによっては、
200ccのメモリが表示されているものと、
200ccの表示のないものがあります。
表示ない計量カップはカップの上限が
200ccになります。
・200ccのメモリのある計量カップ
液体を200ml量る時もこぼれないので、
計量が一回で済みます。
・200ccのメモリのない計量カップ
すりきり200ccの計量カップは、
粉モノを計るのに便利です。
・計量カップのメモリの合わせ方
計量カップに水を注いだときに、
表面張力で水面のラインが2重に見えることがあります。
このときには下のラインと
メモリが一緒になるようにします。
・少ない水の測り方
4人前のレシピのものを1人前で作る場合には、
計量も4分の1にします。
4人まで半カップ(100cc)の水が必要な場合は、
1人前で25ccにまりますが、
計量カップのメモリが表示されてない場合が多いですね。
そんなときは
「水1cc=1g」を利用して、
秤を使うときちんと計量することが出来ますよ。
先程の例の場合は25gの水が25ccになります。
ただし、
油の場合は1ccで約0.9gになるので
ちょっとした計算が必要になります。
計量カップの種類
計量カップの形や素材は様々です。
自分の用途や好みにあった計量カップを持つと、
料理の効率や仕上がりが良くなるでしょう。
・ステンレスの計量カップ
ステンレスの計量カップは、
丈夫で洗いやすいのが特徴。
キッチングッズとしての基本はバッチリです。
横から容量の確認はできませんが、
一日3回の食事の用意にガンガン使えます。
・正確に測れる計量カップ
正確に計れるステンレス製の計量カップなら、
計量カップのセットもあります。
料理レシピは意外と
「1/2カップ」がありますが、
軽量すれば正確です。
これは1/8カップ、1/4カップ、
1/3カップ、1/2カップ、1カップが
セットの計量カップです。
入れ子になるのでキッチンでの収納場所は、
それほど気にしなくてもよさそうですね。
・透明な計量カップ
自宅で使っている計量カップです。
透明な計量カップの素材は、
パイレックスのように耐熱ガラスもありますし、
プラスチック製もあります。
私はよく物を壊してしまうので
ガラスの計量カップは使っていません。
割れたり欠けた細かいガラス破片が
食べ物に入らないように、
プラスチック製にしています。
この計量カップの何がいいか?
- 200mlの計量だけど、すりきりでない
- 薄力粉、上白糖も計れる目盛り付き
- 電子レンジOK
- 熱湯、食洗機OK
という点です。
計量カップは水を計ることが多いのですが、
すりきり一杯が200mlの計量カップだと
ボウルやお鍋に運ぶ間に水がこぼれてしまいます。
この計量カップなら200ml計っても
カップの上部に余裕があるので水がこぼれません。
薄力粉、上白糖を計れるのは
お菓子作りに便利です。
マフィン、パンケーキ、クッキー程度しか作らないので、
秤で正確に計るよりも、
カップで計量して手軽に作っています。
電子レンジOKなのでチョコレートや
バターを少しだけ溶かすのにも使えます。
熱湯や食洗機で洗えるので、
ドレッシング作りで油を入れてもきれいに洗えます。
これらのことは耐熱ガラスの計量カップでも
同じ機能なのですが、
割れにくさではプラスチックの方が安心できます。
プラスチック製がガラス製に劣るのは、
細かな傷の付きやすさがあります。
スプーンで強くかき混ぜると細かな傷が付いて、
カップの透明感が損なわれます。
いかがでしたか?
計量はお菓子を美味しく成功させるための
一つの大事な工程です!
なので
お菓子を作るときはレシピに書かれれいる通りに
きちんとずれながないように
ぴったりになるように測って見てください!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。